「敏感肌」「乾燥肌」でも、毎日しっかりメイクをしている方も多いはず。
でも
という理由だけでオイルクレンジングを使っていませんか?
実は、オイルクレンジングは洗浄力が強い分、お肌への負担も大きいので、敏感肌、乾燥肌さんにはおすすめできないんです!
そこで今日は
・敏感肌、乾燥肌さんがオイルクレンジングを使ってはいけない理由
・おすすめのクレンジングタイプ
・正しいクレンジングの仕方
などについてご紹介していきます。
目次
敏感肌、乾燥肌さんはクレンジングから見直しを☆
敏感肌、乾燥肌の方は、スキンケアや化粧品など、お肌に刺激が少ないものを、特に気を付けて選んでいるのではないでしょうか。
その中でもクレンジングは、洗顔では落とすことのできないメイクを落とすもの。
その分、お肌への負担が大きいので、肌質に合わないものを使っていると、敏感肌や乾燥肌を悪化させてしまうこともあります。
そして実は、オイルクレンジングがお肌に負担が大きいということを知らないまま使い続けていた時期がありました。
そこで、スキンケアの基本であるクレンジングを見直して、自分の肌質に合ったものを使っていくうちに、肌トラブルも少なくなってきました。
私と同じように敏感肌、乾燥肌の方も、まずはクレンジングから見直してみてはいかがですか?
参考アトピー肌さんが絶対使ってはいけないクレンジングとおすすめクレンジングタイプ
敏感肌と乾燥肌の違いは?
自分の肌が、敏感肌、乾燥肌だと感じている方も多いのではないでしょうか。
この2つは共に、お肌のトラブルが多いとされる肌質ではありますが、全く別の特徴があります。
ここからは、敏感肌と乾燥肌の違いについてご説明します。
敏感肌の特徴
肌質は大きく分けると
・普通肌
・混合肌
・脂性肌
・乾燥肌
の4種類があります。
実は、「敏感肌」というのは医学的に定義がない肌質なんです。
しかし、私も含め自分が敏感肌だと感じている方はとても多いと思います。
敏感肌とは、スキンケアや化粧品、紫外線などの、外からの刺激に対して
・赤み
・かぶれ
・痒み
・痛み
などの症状が起きてしまうお肌の状態を言います。
元々のアレルギー体質や肌の弱さの他にも、お肌に合わないスキンケアや化粧品を使い続けることによってお肌への負担が大きくなり、刺激に弱くなることも原因のひとつです。
乾燥肌の特徴
乾燥肌とは、水分や皮脂が不足し、日頃から乾燥しているお肌の状態を言います。
洗顔後や入浴後に
・つっぱる
・カサカサする
などの症状がみられます。
空気の乾燥や紫外線によるダメージの他にも、お肌に合わないクレンジングや間違った洗い方によって、元々の皮膚が持っている潤いが減ってしまうことも原因のひとつです。
敏感肌、乾燥肌さんが注意しなければいけないクレンジング
クレンジングには大きく分けて7つのタイプがあります。
・クレンジングシート
・オイル
・リキッド
・バーム
・ジェル
・クリーム
・ミルク
上から順番に、洗浄力が強い分、お肌への負担も大きくなっています。
特に、「クレンジング(拭き取り)シート」「オイルクレンジング」は敏感肌、乾燥肌さんにはおすすめできません。
なぜクレンジングシートが敏感肌、乾燥肌さんにはダメなの?
拭き取るだけでメイクが落ちると言われている、クレンジングシート。
時間がないときなど、簡単にメイクが落とせてとても便利ですよね。
でも、敏感肌、乾燥肌さんは要注意!
拭き取ることで肌への摩擦が生まれるため、肌への刺激がとても強く、続けているとシミやシワの原因にもなります。
また、毛穴に入り込んだメイクや汚れが拭き取れずに残ってしまったり、逆に押し込んでしまったりするので、肌荒れを起こしてしまうこともあります。
手軽さだけで使い続けていると、お肌にダメージを与え続けることになるので、この先もお肌を大事にしたい方は使用をやめることをおすすめします。
なぜオイルクレンジングが敏感肌、乾燥肌さんにはダメなの?
オイルクレンジングには「界面活性剤」が含まれています。
界面活性剤は、水分と油分を混ぜ合わせることのできる成分。
オイルクレンジングにはこの成分が多く入っているので、クレンジングの時に、メイクや皮脂などの油性の汚れを浮き上がらせて、すっきり洗い流すことができるのです。
ただ、肌がデリケートな状態の敏感肌さん、皮脂が不足している乾燥肌さんがオイルクレンジングを使うと、洗浄力が高いことで刺激が強く、お肌に必要な皮脂まで落とすことになってしまうのです。
敏感肌、乾燥肌さんにおすすめのクレンジングタイプは?
敏感肌、乾燥肌さんのクレンジングを選ぶポイントは、
たくさんの種類の中でもおすすめなクレンジングタイプは
ミルク
クリーム
ジェル
タイプのクレンジングです。
おすすめ①クレンジングクリーム「NOV3」
クレンジングクリームは、ミルクタイプより洗浄力が高く、お肌への刺激も少なめです。
洗い流さないタイプは拭き取りによる摩擦が肌へ刺激を与えてしまうので、洗い流すタイプを選びましょう。
参考敏感肌さん集合!NOVⅢクレンジングクリームのレビューと悩み別口コミ
おすすめ②クレンジングジェル(水溶性)「フルリクリアゲルクレンズ」
美容皮膚科医とエステティシャンの共同開発のフルリクリアゲルクレンズ。
メイクはしっかり落としながら水溶性のジェルなのでお肌への負担も軽減してくれます。
参考毛穴・角栓の悩みにおすすめ!フルリクリアゲルクレンズの口コミと使用法
敏感肌、乾燥肌さんのクレンジングの仕方
自分が敏感肌、乾燥肌だと思っていても、クレンジングの仕方は自己流という方も多いのではないでしょうか。
正しいクレンジングの仕方で、優しくメイクを落としましょう。
1、ポイントメイクを落とす
ウォータープルーフのマスカラや口紅など落としにくいメイクは、ポイントメイクリムーバーなどで、先に落とします。
だいたいのポイントメイクが落ちたら、次へ進みましょう。
2、クレンジングを手のひらに出す
表示通りの量のクレンジングを手のひらに出します。
量が少ないと、メイクと馴染みにくく、肌への負担がかかってしまいます。
3、手のひらでクレンジングを温める
クレンジングを温めることによって、メイクとのなじみがよくなり肌への摩擦が少なくなります。
メイクを落とす時の時間短縮にもなるのでお試しください。
4、顔全体になじませる
顔の内側から外側へ、手のひらのクレンジングを広げます。
①頬
②おでこ
③鼻
④あご
⑤まぶた
の順番に、力のあまり掛からない、中指と薬指でくるくると円を描くようにメイクとなじませます。
擦らないように、優しくするのがポイント!
5、目元のメイクを落とす
目を閉じて、まつげの上から下へ向かって指をすべらせるようにアイメイクを落としましょう。
目元は顔の中でも一番皮膚が薄いので、特に優しくなじませましょう。
6、洗い流す
メイクが浮いてきたら、ぬるま湯で洗い流します。
熱いお湯や冷たい水は肌への負担になったり、汚れが落ちにくくなるので、ぬるま湯で洗うのがポイントです。
まとめ
今日は
・敏感肌、乾燥肌さんがオイルクレンジングを使ってはいけない理由
・おすすめのクレンジングタイプ
・正しいクレンジングの仕方
についてご紹介しました。
今は様々なクレンジングがあるので、どれを使えばいいのか迷っている方も多いと思います。
自分の肌の状態を知り、肌質に合ったスキンケアをすることで、肌は必ず改善していきます。
敏感肌、乾燥肌の方は、まずはクレンジングから見直してみませんか。